♯036 日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展 ―天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女―
観 覧 日 : 2011年9月4日
会 場 : 神戸市立博物館
H P : http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/tokuten/2011_01nizo.html
展示作品 : 日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展
―天空の城ラピュタ、火垂るの墓、時をかける少女―
期 間 : 2011年7月16日 〜 9月25日
料 金 : 1,000円 ・ 図録 1,800円
総展示作品数 : 181点(25タイトル)
☆五つを満点とする
評価 ☆☆☆☆☆
感想 :
山本二三・・・この名前を見てピンとくる人は少数派かもしれませんね、
自分はピンとこなかったです・・・
ただこの人の描いた背景画を知っているという人はかなりいると思います。
有名どころアニメでは『未来少年コナン』『じゃりん子チエ』『名探偵ホームズ』等、
劇場版では『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』『時をかける少女』等、
他にも童話や教材用作品のアニメーションの背景画を作成されています。
内容は背景画のみでしたが、背景を見るたびにアニメや映画の一場面が脳裏に浮び懐かしく思いました。
背景画がアニメーションにとってなくなてはらないものであり、
その背景によって作品の完成度はかなり左右されると思います。
例えば『もののけ姫』で出てくる獅子神の森が、
小学生が描いたような絵なら、内容やキャラクターが一緒でもその背景だけで瞬間作品は破綻するでしょう。
まぁ大げさな例えですが背景画とはそれ程重要な役目を担っていると思います。
今回神戸から静岡に転勤になりましたが、
以前からこの特別展にはどうしても行きたかったので
18きっぷを使い台風12号が関西に直撃している中色々な交通機関を使い、
13時間程かけて神戸に帰り観てきました。(運転見合わせで約6時間以上移動出来ず)
観れてとても良かったと思い、個人的に満足してます。
「もののけ姫」(1997)《獅子神の森》
「火垂るの墓」(1988)《火炎》
「時をかける少女」(2006)《踏切》
山本二三について詳しく知りたい方は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E4%BA%8C%E4%B8%89
をクリックして下さい。(ウィキペディア)
次回の更新予定日は10上旬頃となります。
引越しの整理やネット開通に時間がかかり更新が遅くなりましたが、
今後も出来る限り更新したいと思いますので今後もよろしくお願いしますm(_ _)m