♯092 ボストン美術館 浮世絵名品展第三弾 北斎
観 覧 日 : 2014年1月3日
会 場 : 名古屋ボストン美術館
H P : http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/past/hokusai-201312/outline.html
期 間 : 2013年12月21日 〜 3月23日
料 金 : 1,200円 ・ 図録 2,400円
総展示作品数 : 142点 (内説明あり) 44点
セクション(構成) : 10区画
1.春朗時代の小品 2.初期の浮絵郡
3.浮絵から西洋版画へ 4.壮年期の多彩な作品
5.為一時代の風景画 6.華麗な花鳥画
7.為一期 その他の作品 8.最晩年の作品
9.華麗な摺物と稀覯(きこう)本 そのた 肉筆がと版下絵・父娘の作品
☆五つを満点とする
評価 ☆☆☆☆☆
感想 :
世界的にも有名な絵師『葛飾北斎』。
北斎は90歳で没するまでの約70年間、常にあらたな画様式に挑んだ不撓不屈の画人です。
彼は終生質素な暮らしを貫き、酒も飲まず、煙草も吸わず、高級なお茶も飲まず粗食に徹し、身なりにもかまわず破れた服で暮らしていたといわれており、生涯で93回も転居を重ねた引越し魔であったとも伝えられています。また、「勝川春朗」としてデビューしてから有名な「北斎」、「為一」等を経て「画狂 老人卍」として没するまで、30以上の画号を使用したことでも知られ、死ぬまで自らの絵の革新のみをひたすらに追い求めた人生だったそうです。
今回は名品・珍品の作品や肉筆画も展示されており、「諸国瀧廻り」「百物語」「冨嶽三十六景」「諸国名橋奇覧」など、誰でも一度は見たことのある名作も出品されていました。厳選された作品が展示されており個人的にはとても満足しました。
葛飾北斎について詳しく知りたい方は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%96%8E
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次回の更新は7月下旬頃を予定しております。