siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯150 スタジオジブリ・レイアウト展


観 覧 日 : 2016年12月23日


会  場 : 静岡市美術館


H  P : http://www.shizubi.jp/exhibition/future_161119.php


展示作品 : スタジオジブリ・レイアウト展


期  間 : 2016年11月19日 〜 2017年2月5日


料  金 : 1,300円 ・ 図録 3,000円


総展示作品数 : 33タイトル 1,300点以上


☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆☆


感想 :

アニメーションは実写の映画とは違い、登場人物やその背景、雨や風などの自然現象にいたるまで、あらゆる素材をすべて一から描かなくてはなりません。分業化が進んだ現在のアニメーション制作において、スタッフ全員がイメージや世界観を共有し、作品に統一感を持たせ、同時に画面を決定する重要な役割を果たすものが、原寸大の紙に鉛筆で描かれた《レイアウト》です。
本展では「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで、宮崎駿監督直筆のレイアウトを中心に、高畑勲宮崎駿監督がジブリ以前に手がけた「アルプスの少女ハイジ」や「赤毛のアン」等も加えた、全33タイトルのレイアウト画約1,300点を一挙に公開します。
一枚一枚のレイアウトには、そのカットで表現される“すべて”が詰まっています。スタジオジブリの名作アニメーションは、いかにして生まれたのか。レイアウトを読み解きながら、その秘密に迫ります。


個人的に好きなのは、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「千と千尋の神隠し」「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「未来少年コナン」「ルパン三世」「じゃりン子チエ」などです。
レイアウトにはスタッフへの指示や状況を示す記入が多数あり、当時の雰囲気を味わえる貴重な資料だと思いました。




スタジオジブリについて詳しく知りたい方は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA
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