♯020 ポーランドの至宝 −レンブラントと珠玉の王家コレクション−
観 覧 日 : 2010年10月30日
会 場 : サントリーミュージアム[天保山]
H P : http://www.suntory.co.jp/culture/smt/index.html
展示作品 : ポーランドの至宝 −レンブラントと珠玉の王家コレクション−
期 間 : 2010年10月6日 〜 10月31日
料 金 : 1,200円 ・ カタログ 2,000円
総展示作品数 : 152点 (内説明あり) 15点
セクション(構成) : 3区画
第一章 珠玉のポーランド王室コレクション
コラム 王宮を彩る壮麗なる織物芸術
第二章 19世紀ポーランド絵画
第三章 ポーランドが生んだ偉人たち
☆五つを満点とする
評価 ☆☆
感想 :
レンブラントはちょこちょこ見ますが、ポーランドのみという形では見た事はなかったので勉強になりました。
館内で上映している映像ではポーランドは一度地図から消えているそうです、今の地位を確立するまで色々大変だったみたいです。
という事で特別展ですが、レンブラントの作品で今回出ていた≪ 額縁の中の少女 ≫は額縁から手が出ているので?はいう錯覚を思わせる感じがとてもいいです。ポーランド王家が主体ということで王家にまつわる品々があり、展示作品は全体的に良く、特に白鷲勲章の剣とタペストリーはとても気に入りました。
ちなみに紹介されていたポーランドの偉人とは、地動説を説いたニコラウス・コペルニクス、音楽家フレデリック・ショパン、キュリー夫人で有名なマリー・キュリーの三人です。
ただ全体的に展示方法も微妙で、作品への説明が少なく簡単な説明でいいのであったらもっと良かったと思います。またたまたまでしょうが作品を照らすライトが一つ切れており折角の絵画が台無しになっていました。
レンブラント・ファン・レイン≪ 机の前の学者 ≫
コリネリス・フロリスとコリネリス・ボスの下絵に基づく≪サテュロスを描いたタペストリー≫
レンブラント・ファン・レイン≪ 額縁の中の少女 ≫
次回の更新予定日は11月下旬となります。