♯153 大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち
観 覧 日 : 2017年4月1日
会 場 : 森アーツセンターギャラリー
H P : http://www.roppongihills.com/museum/history.html
展示作品 : 大エルミタージュ美術館展 オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち
期 間 : 2017年3月18日 〜 6月18日
料 金 : 1,600円 ・ 図録 2,500円
総展示作品数 : 85点 (内説明あり)37点
セクション(構成) : 7区画
プロローグ
2.オランダ:市民絵画の黄金時代
3.フランドル:バロック的豊穣の時代
4.スペイン:神と聖人の世紀
6.ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で
☆五つを満点とする
評価 ☆☆☆☆☆
感想 :
かつての帝政ロシアの首都、サントクペテルブルク。この街を今も続く芸術文化の都へと導いたのが、女帝エカテリーナ2世(在位1762〜1796)でした。
1764年、エカテリーナ2世がベルリンの実業家から317点の絵画コレクションを取得したのが、エルミタージュの始まりといわれています。その後も歴代皇帝が国家の威信をかけて美術品を収集し、エルミタージュは世界でも類を見ないほどの質と規模を誇る美術館となりました。
本展覧会では同館の1万7千点に及ぶ絵画コレクションの中でも特に充実している、16世紀ルネサンスから17・18世紀のバロック・ロココのオールドマスター、巨匠たちの名画85点を紹介します。これらのなかには、エカテリーナ2世が1764年に取得した作品をはじめ、女帝の在位中に購入した作品が数多く含まれています。美術館の歴史そのものともいえる、絵画コレクションの背景を知ることも展覧会の楽しみの一つとなるでしょう。ティツィアーノ、クラーナ、ルーベンス、ヴァン・ダイク、レンブラント、スルバラン、フラゴナール・・・、美術史に燦然と輝く巨匠たちの名画にご期待下さい。
♯059でも観に行きましたが、当然ながら展示されている作品は違いました。
宗教、人物、風景など様々な作者の作品が展示されておりとても良かったです。
個人的には《鳥のコンサート》が好きでした。
ウィギリウス・エリクセン《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《羽飾りのある帽子をかぶった若い女性の肖像》
ポンペオ・ジローラモ・バトーニ《聖家族》
レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン《運命を悟るハマン》
ピーテル・ブリューゲル(2世)(?)《スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色》
ヤーコプ・ヨルダーンス《クレオパトラの饗宴》
フランス・スネイデルス《鳥のコンサート》
ルカス・クラーナハ《林檎の木の下の聖母子》
HP:http://hermitage2017.jp/index.html
名古屋展
会期:2017年7月1日 〜 9月18日
会場:愛知県美術館
HP:http://www.ctv.co.jp/event/hermitage2017/
神戸展
会期:2017年10月3日 〜 2018年1月14日
会場:兵庫県立美術館
HP:http://www.ytv.co.jp/hermitage/
次回の更新は9月中旬頃を予定しております。