siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯055 ベルリン国立美術館展 〜学べるヨーロッパ美術の400年〜


観 覧 日 : 2012年6月17日


会  場 : 国立西洋美術館


H  P : http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2012berlin.html#mainClm


展示作品 : ベルリン国立美術館展 〜学べるヨーロッパ美術の400年〜


期  間 : 2012年6月13日 〜 9月17日


料  金 : 1,500円 ・ 図録 2,500円



総展示作品数 : 108点  (内説明あり)20点



セクション(構成) : 2部6章構成

           |部 絵画/彫刻

            第一章 15世紀:宗教と日常生活

            第二章 15−16世紀:魅惑の肖像画

            第三章 16世紀:マニエリスムの身体

            第四章 17世紀:絵画の黄金時代

            第五章 18世紀:啓蒙の近代へ

           ‖部 素描

            第六章 魅惑のイタリア・ルネサンス素描


☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆☆



感想 :

2年ぶりに西洋美術館に行ってきました。

「ベルリン美術館」は18の部門から成る総合美術・博物館郡全体を指します。今回はイタリアと北方の美術を比較しながら観ることのできる展覧会をテーマにしたそうです。


展示内容は絵画(肖像画・風景画・宗教画)・彫刻(木材・石材・プロンズ)・素描等が展示されていました。


彫刻でジャン=アントワーヌ・ウードンの作品≪エビと魚のある静物≫というものがあったのですが、静物ティーフを装飾浮彫によって表現した作品で、後は色を付ければ本物に見紛う位良く出来ていました。
絵画ではフェルメール真珠の首飾りの少女≫が展示されていました、僅か36点しかないといわれているフェルメールの作品も観れ、他にはレンブラント(1点・疑義1点)、ミケランジェロ(1点)の作品が展示されておりとても良かったです。


ジャン=アントワーヌ・ウードン≪エビと魚のある静物


レンブラント派≪黄金の兜の男≫(疑義)
レンブラントかもしれない作品(真筆問題が確定していない為)


ヨハネス・フェルメール真珠の首飾りの少女≫


ミケランジェロ・ブオナローティ≪聖家族のための習作≫


常設展示より
カルロ・ドルチ≪悲しみの聖母≫



ベルリン国立美術館について詳しく知りたい方は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8
をクリックして下さい。(ウィキペディア


特設サイト : http://www.berlin2012.jp/

福岡会場 : 九州国立博物館
      『フェルメール真珠の首飾りの少女」 in ベルリン国立美術館展』
       2012年10月9日 〜 12月2日


次回の更新予定日は8月中旬頃となります。