♯125 SHUNGA 世界が、先に驚いた。 春画展
観 覧 日 : 2015年11月28日
会 場 : 永青文庫
H P : http://www.eiseibunko.com/end_exhibition/2015.html#natsu
展示作品 : SHUNGA 世界が、先に驚いた。 春画展
期 間 : 2015年9月19日 〜 12月23日
料 金 : 1,500円 ・ 図録 4,000円
総展示作品数 : 133点 〔前期・後期〕
セクション(構成) : 5区画
−プロローグ−
Ⅰ.肉筆の名品
Ⅱ.版画の傑作
Ⅲ.豆版の世界
−エピローグ−
☆五つを満点とする
評価 ☆☆☆☆☆
感想 :
『春画』それは男の浪漫!
ということで春画展です。
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、今で言うエロ本に相当します。
学術的に言うと、浮世絵春画は人間の性愛を描いた浮世絵(肉筆画、版画、版本)の総称です。
性の営みを時にユーモアを交えて描いた春画は「笑い絵」とも呼ばれ、江戸時代にはあらゆる階層の男女に親しまれた。
鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎ら名だたる浮世絵師は皆、美人画や役者絵などと同様に春画に取り組み、その奇想天外な発想や巧みな表現は、後に印象派画家やピカソらに影響を与えるなど海外で高く評価されてきました。
日本美術史上、とても重要なジャンルであり、同時に大変美しいものです。そのことは日本国内より、むしろ世界で高く評価されています。
今回の展示は当然ながら18歳未満入場という展示でした。
展示内容はとても良かったです。
卑猥な意味ではなく美術作品としてとてもクオリティーも高く、有名な浮世絵師の作品も多数ありました。
鑑賞されている方は、夫婦や女友達同士などで女性の割合が多かったように感じました。
春画について詳しく知りたい方は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E7%94%BB
をクリックして下さい。(ウィキペディア)
次回の更新は5月下旬頃を予定しております。