siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯104 国宝 鳥獣戯画と高山寺


観 覧 日 : 2014年11月16日


会  場 : 京都国立博物館


H  P : http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/koremade/exhibition20141007.html


展示作品 : 国宝 鳥獣戯画高山寺


期  間 : 2014年10月7日 〜 11月24日


料  金 : 1,500円 ・ 図録 2,600円


総展示作品数 : 87点  (内説明あり) 72点


セクション(構成) : 4区画

            Ⅰ 高山寺の開創−華厳興隆の道場−

            Ⅱ 明恵上人−人と思想−

            Ⅲ 高山寺の典籍−写本・版本の収蔵− 

            Ⅳ 鳥獣人物戯画−楽しさあふれる絵巻−


☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆☆



感想 :

かなりの人知っている絵巻物「鳥獣戯画」正式名は「鳥獣人物戯画」と言います。
鳥獣戯画」は高山寺(こうさんじ)にいつの頃からか納められており、全四巻(甲乙丙丁)は平成21年から平成25年3月まで修理されていました。


今回驚いたのはその待ち時間!
土曜日に観に行く予定が、昼も過ぎて3時間待ちでした。
その後も予定があったのでその日は諦め、翌日曜日に開館前に行き結局館内に入るのに3時間半待ちました・・・
それだけひと目観たいと思う人が多いのでしょうね、自分も含め。


鳥獣戯画」の内容を皆さんは知っていますか?
兎や蛙たちなどの動物たちが遊び戯れる様子を擬人化した甲巻、
麒麟や龍などの伝説上の動物を含む、馬や牛鳥などを描いた乙巻、
前半に人々が遊び戯れる様子、後半に擬人化した動物が人間のように振舞う様を描いた丙巻、
仏事や騎射などの技くらべに熱中している貴賎僧俗の様子を描いた丁巻、
この甲・乙・丙・丁の全四巻で構成されています。


一番有名で知られているのは甲巻ですが他の絵巻も良かったです。
今回の特別展では「鳥獣戯画」修復作業中に分かった新たな事実を映像で流していました。
長時間待ちましたが、実物を観ることが出来てよかったと思います。
ちなみに館内でも混雑緩和の為30分程待たされました・・・


国宝 鳥獣人物戯画 甲巻


鳥獣戯画について詳しく知りたい方は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E7%8D%A3%E4%BA%BA%E7%89%A9%E6%88%AF%E7%94%BB
をクリックして下さい。(ウィキペディア


公式サイト: http://chojugiga-ten.jp/


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4月28日 〜 6月7日
鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」
東京国立博物館http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1707



次回の更新は4月下旬頃を予定しております。