siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯168 日本スペイン外交関係樹立150周年記念 プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光


観 覧 日 : 2018年3月2日


会  場 : 国立西洋美術館


H  P : http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2018prado.html


展示作品 : 日本スペイン外交関係樹立150周年記念 プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光


期  間 : 2018年2月24日 〜 5月27日


料  金 : 1,600円 ・ 図録 2,700円


総展示作品数 : 70点(内説明あり)37点 、補足説明 4


セクション(構成) : 8区画

            Ⅰ.芸術|THE ART

            Ⅱ.知識|THE KNOWLEDGE

            Ⅲ.神話|THE MYTHOLOGY

            Ⅳ.宮廷|THE COURT

            Ⅴ.風景|THE LANDSCAPE

            Ⅵ.静物|THE STILL LIFE

            Ⅶ.宗教|THE RELIGION

            *.芸術理論|THE ART THEORY

☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆☆


感想 :

マドリードにあるプラド美術館は、スペイン王室の収集品を核に1819年に開設された、世界屈指の美の殿堂です。
今特別展は、同美術館の誇りであり、西洋美術史上最大の画家のひとりであるディエゴ・ベラスケス(1599-1660年)の作品7点を軸に、17世紀絵画の傑作など61点を含む70点を紹介していました。


17世紀のスペインは、ベラスケスをはじめリベーラ、スルバランやムリーリョなどの大画家を輩出しました。彼らの芸術をはぐくんだ重要な一因に、歴代スペイン国王がみな絵画を愛好し収集したことが挙げられます。国王フェリペ4世の庇護を受け、王室コレクションのティツィアーノルーベンスの傑作群から触発を受けて大成した宮廷画家ベラスケスは、スペインにおいて絵画芸術が到達し得た究極の栄光を具現した存在でした。
今特別展はそのフェリペ4世の宮廷を中心に、17世紀スペインの国際的なアートシーンを再現し、幅広いプラド美術館のコレクションの魅力をたっぷりと楽しめたと思います。


全体的に黒を基調とした作品が多かったですが心地よい感じでした。
人物画、静物画や宗教画など様々な作品が観れて良かったです。


ディエゴ・ベラスケスマルス


ディエゴ・ベラスケス《狩猟服姿のフェリペ4世》


ディエゴ・ベラスケス《バリェーカスの少年》


ディエゴ・ベラスケス王太子バルタサール・カルロス騎馬像》


ディエゴ・ベラスケスについて詳しく知りたい方は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%82%B4%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%82%B9
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