siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯164 映画公開記念 鋼の錬金術師展


観 覧 日 : 2017年10月29日


会  場 : 東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)


H  P : https://www.tokyo-dome.co.jp/aamo/event/hagarenten.html#contents


展示作品 : 映画公開記念 鋼の錬金術師


期  間 : 2017年9月16日 〜 10月29日


料  金 : 1,500円 ・ 図録 1,500円


総展示作品数 : 点  (内説明あり)点


セクション(構成) : 7区画

            1.ふたりの錬金術師 

            2.人造人間(ホムンクルス

            3.親子

            4.最期の戦い.ふたりの錬金術

            5.真理の扉

            6.エクストラギャラリー

            7.Animation


☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆☆


感想 :

鋼の錬金術師」は漫画家・荒川弘(あらかわ ひろむ)氏が壮大なスケールで描く冒険物語で、2001年から2010年まで月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)に連載されました。全世界シリーズ累計発行部数7000万部を超える大ヒット作品となり、この間テレビアニメ、ゲーム、劇場アニメも公開され、2017年12月には実写映画版が公開されたばかりです。こ
の作品は命とは何かという重く大きなテーマを扱いながらも、困難に立ち向かい、愛と信頼、絆により繰り広げられるドラマが、連載終了から時を経ても色褪せることなく、今なお人々を魅了し高い人気を博し続けています。
本展は荒川弘氏が描く「鋼の錬金術師」の世界を、カラー約60点を含む170点を超えるコミック生原稿を中心におよそ220点の原画や資料で振り返り、その魅力が一層伝わってくる展示となっていました。


<“ハガレン”の魅力が詰まった展示エリア>
1.ふたりの錬金術
物語の主人公でふたりの錬金術師の兄弟エドとアルそして、 ふたりとともに戦った仲間達に焦点をあてた作品が展示されていました。

2.人造人間(ホムンクルス
賢者の石を求める中、立ちはだかる存在“人造人間(ホムンクルス)”。彼らと繰り広げた戦いや、賢者の石が生み出した彼らが描かれたシーンを中心に展示されていました。

3.親子
キング・ブラッドレイとセリムという親子を中心に展示します。来場者の動きをセンサーが感知し“セリム”が追ってくるような映像演出で、作中に登場したセリムが迫ってくる雰囲気を体感できました。

4.最期の戦い.ふたりの錬金術
“お父様”との壮絶な戦いと、仲間達の絆が心に伝わってくるような作品を展示します。スピーディーに展開していくストーリーを彷彿とさせるような空間です。

5.真理の扉
“真理”と対峙するシーンを体感できるシアターと彼が見つけた真理の先にある未来とは。錬金術に縛られないそれぞれの人生を感じる作品で構成しています。

6.エクストラギャラリー
荒川弘先生の描く、ハガレンの世界はまだまだ続きます。ところ狭しと作品を展示したギャラリーコーナー。展示会のキービジュアルとして描き下ろされたカラーイラストのメイキングや本展初公開となるメイキングや本展初公開となる参考資料として作品を描く際に用いた武器などの展示もあります。さらに深く、ハガレンや荒川先生を感じることができました。

7.Animation
アニメシリーズや劇場作品で使用された資料を展示。アニメの魅力を振り返ることができました。


久しぶりに観て懐かしく思いました。
最初のアニメ化ではいまいちの終わり方でしたが、二回目のアニメ化では原作通りの展開となりすっきりしたのを覚えています。
この日は台風が直撃し暴風雨のなか二時間程入場待ちをして、観に行った事がある意味一番覚えている気がします・・・
興味を持たれた方は一度漫画を観てみてはいかがでしょうか。



















鋼の錬金術師について詳しく知りたい方は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8B%BC%E3%81%AE%E9%8C%AC%E9%87%91%E8%A1%93%E5%B8%AB
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