siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯141 ピーターラビット展


観 覧 日 : 2016年8月21日


会  場 : Bunkamura ザ・ミュージアム


H  P : http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/16_peterrabbit/


展示作品 : ピーターラビット


期  間 : 2016年8月9日 〜 10月11日


料  金 : ,円 ・ 図録 ,円


総展示作品数 : 208点  (内説明あり)119点


セクション(構成) : 4区画

            プロローグ 

            1章 ピーターラビットの誕生 

            2章 絵本シリーズの世界 

            3章 ビアトリクス・ポターの人生


☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆☆



感想 :

ビアトリクス・ポターは1866年7月、ロンドンで生まれました。幼少期から動物や植物のスケッチが大好きだったビアトリクスは、避暑地として家族と訪れた湖水地方の豊かな自然に出会い、生涯魅了され続けました。彼女の自然への深い愛情とまなざしはピーターラビットシリーズの世界観に色濃く反映されています。ビアトリクスは絵本作家として得た収入をもとに念願だった湖水地方に移り住み、自然保護活動の先駆者、農場経営者としても活躍しました。


本展は、英国ナショナル・トラストが所蔵する貴重な絵本の自筆原画やスケッチ、彼女の愛用品など200件以上の作品・資料が出品され、そのほとんどが日本初公開となります。社会で女性が活躍するのが難しかった当時、強い意志とあふれる才能で時代を切り開いたビアトリクスの人生に焦点をあてながら、『ピーターラビットのおはなし』の原点や絵本シリーズの世界を展観していきます。


今回の展示では1901年に自費出版された最初の『ピーターラビットのおはなし』(私家版)の全原画44枚や1929年用『ピーターラビットの暦本』の原画を日本で初めて一挙公開され、ピーターラビットとはどんなお話だったのか改めて知りました。



ビアトリクス・ポター素描「ピーターラビット


ビアトリクス・ポター私家版『ピーターラビットのおはなし』


ビアトリクス・ポター私家版『ピーターラビットのおはなし』の表紙絵のためのインク画

ビアトリクス・ポター私家版『ピーターラビットのおはなし』の挿絵のためのインク画







ビアトリクス・ポターについて詳しく知りたい方は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%BC
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次回の更新は2月中旬頃を予定しております。