siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯127 プラド美術館展−スペイン宮廷 美への情熱


観 覧 日 : 2015年11月29日


会  場 : 三菱一号館美術館


H  P : http://mimt.jp/exhibition/


展示作品 : プラド美術館展−スペイン宮廷 美への情熱


期  間 : 2015年10月10日 〜 2016年1月31日


料  金 : 1,700円 ・ 図録 2,700円



総展示作品数 : 102点  (内説明あり)19点 作者説明 69名




セクション(構成) : 7区画

             Ⅰ 中世後期と初期ルネサンスにおける宗教と日常生活

             Ⅱ マニエリスムの世紀:イタリアとスペイン

             Ⅲ バロック:初期と最盛期 

             Ⅳ 17世紀の主題:現実の生活と詩情 

             Ⅴ 18世紀ヨーロッパの宮廷の雅

             Ⅵ ゴヤ 

             Ⅶ 19世紀:親密なまなざし、私的な領域 


☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆☆



感想 :

1819年に王立美術館として開館したプラド美術館は、世界でも類い稀な質と規模のコレクションを誇ります。
15世紀以降、歴代スペイン王たちの美術への熱意と嗜好によって蒐集された作品群は、それぞれの国王の趣味が色濃く反映された特異なコレクションを形づくりました。
その偉大なコレクションの中から、スペイン3大画家ともいわれるエル・グレコ、ベラスケス、ゴヤを始め、フランドルの巨匠ボスやルーベンス、「スペインのラファエロ」とも称されるムリーリョなど、ヨーロッパ史を彩った名だたる巨匠たちの作品群が一堂に会しました。


今回の特別展では、世界に20点のみしかない奇想の画家ボスの真筆作品、その1点である≪愚者の意思の切除≫が展示されていました。
他にも有名どころが多く様々な画家の作品の人物画、宗教画、風景画等を観ることが出来てとても良かったです。


ヒエロニムス・ボス『愚者の石の除去』


アポロンと大蛇ピュトン


ディエゴ・ベラスケス-《ローマ、ヴィラ・メディチの庭園》



プラド美術館について詳しく知りたい方は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%89%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8
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