siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯111 ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄


観 覧 日 : 2015年3月8日


会  場 : 国立新美術館


H  P : http://www.nact.jp/exhibition_special/2015/louvre2015/index.html


展示作品 : ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄


期  間 : 2015年2月21日 〜 6月1日


料  金 : 1,600円 ・ 図録 2,500円



総展示作品数 : 83点  (内説明あり) 25点 補足1点




セクション(構成) : 6区画

            プロローグⅠ 「すでに、古代において・・・」風俗画の起源

            プロローグⅡ 絵画のジャンル

            第Ⅰ章  「労働と日々」−商人、働く人々、農民

            第Ⅱ章  日常生活の寓意−風俗描画を超えて 

            第Ⅲ章  雅なる情景−日常生活における恋愛遊戯

            第Ⅳ章  日常生活における自然−田園的・牧歌的風景と風俗的情景

            第Ⅴ章  室内の女性−日常生活における女性

            第Ⅵ章  アトリエの芸術家


☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆



感想 :

「風俗画」とは、人々の日常生活の情景を描いた絵画です。
そこには、家事にいそしむ召使い、物乞いの少年、つましい食卓につく農民の家族、庭園に集う貴族の男女など、身分や職業を異にする様々な人々の日常がいきいきと描写されています。一方で、風俗画には必ずしもありのままの現実が描かれているわけではないそうです。


今回の企画展は83点と説明の少なさに多少物足りなさも感じましたが、風俗画メインで構成されており良かったと思います。
ルーヴル美術館の常設展示に欠かせない《天文学者》はルーヴルを離れることがきわめて稀な作品のひとつであり貴重な作品が観れて良かったです。


クエンティン・マセイス《両替商とその妻》


ティツィアーノ《鏡の前の女》


バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《物乞いの少年(蚤をとる少年)》


ユベール・ロベール《ルーヴル宮グランド・ギャラリーの改修計画、1798年頃》


レンブラント《聖家族》、または《指物師の家族》


ヨハネス・フェルメール天文学者



ルーヴル美術館について詳しく知りたい方は、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%AB%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8
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