siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯084 フランス国立クリュニー中世美術館所蔵《貴婦人と一角獣》展


観 覧 日 : 2013年9月8日


会  場 : 国立国際美術館


H  P : http://www.nmao.go.jp/exhibition/2013/id_0617163637.html


展示作品 : フランス国立クリュニー中世美術館所蔵《貴婦人と一角獣》展


期  間 : 2013年7月27日 〜 10月20日


料  金 : 1,500円 ・ 図録 2,000円



総展示作品数 : 42点  (内説明あり) 18点




セクション(構成) : 7区画

            第1区画 貴婦人と一角獣     第2区画 高精細デジアルシアター

            第3区画 自然の表現:植物と動物 第4区画 装飾と装身具 

            第5区画 1500年頃のタピストリー芸術 

            第6区画 楯形紋章と標章 第7区画 中世における五感と第六感 


☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆☆



感想 :

久しぶりに西洋ものです。
貴婦人と一角獣》は、西暦1500年頃の制作とされる6面の連作タピスリーです。
フランス国外に貸し出されたのは過去にただ一度だけ、1974年のことで、アメリカのメトロポリタン美術館ということです。
今回の特別展は連作の6面すべてを日本で初めて公開するものでした。


タピスリーには貴婦人や動植物等が描かれ(織られ)ているのですが、
どの作品も3メートル〜4メートル四方の大きさがありとても見ごたえがありました。
連作以外に展示されていた作品もこの《貴婦人と一角獣》に関連する作品がほとんどであり、
貴婦人と一角獣》の為の特別展なんだなと思いました。


「触覚」


「味覚」


「嗅覚」


「聴覚」


「視覚」


「我が唯一の望み」




次回の更新日は3月下旬頃を予定しております。