♯０７６ オディロン・ルドン 夢の起源 幻想のふるさと、ボルドーから

観 覧 日　：　２０１３年７月２８日

会　　場　：　静岡市美術館

Ｈ　　Ｐ　：　http://www.shizubi.jp/exhibition/future_130629.php

展示作品　：　オディロン・ルドン　夢の起源　幻想のふるさと、ボルドーから

期　　間　：　２０１３年６月２９日　〜　８月２５日

料　　金　：　１，１００円　・　図録　２，６００円

総展示作品数　：　１６０点　　（内説明あり）　２８点

セクション（構成）　：　３区画

　　　　　　　　　　　　第１部　幻想のふるさとボルドー−夢と自然の発見

　　　　　　　　　　　　第２部　「黒」の画家の登場−怪物たちの誕生

　　　　　　　　　　　　第３部　色彩のファンタジー　

☆五つを満点とする

　評価　　☆☆☆☆☆

感想　：

ルドンと言えば蜘蛛であったり、気球であったり、人間の顔だったり、
科学と空想、そして哲学が混在する「黒」の芸術がとても印象的です。
空想的な怪物の多くが「黒」の時に登場し、個人的にはとても好きです。

以前にも姫路や岐阜の美術館で鑑賞した事がありましたが、
基本的に「黒」がメインであり、他の作品はそんなに多くありませんでした。
今回は「黒」以外も多く展示されており、「黒」の作品から一転して色鮮やかな作品が後半に展示されておりとても楽しんで鑑賞する事が出来ました。

《『エドガー・ポーに』1．眼は奇妙な気球のように無限に向かう》

《『ゴヤ頌』　2．沼の花、悲しげな人間の顔》

《『起源』　3．不恰好なポリープは薄笑いを浮かべた醜い一つ目巨人のように岸辺を漂っていた》

《光の横顔》

オディロン・ルドンについて詳しく知りたい方は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%B3
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次回は１１月中旬頃の更新予定となります。