siseiryu美術館・博物館放浪記

今までに観に行った美術館・博物館などの記録です。

♯031 没後150年 歌川国芳展


観 覧 日 : 2011年4月23日


会  場 : 大阪市立美術館


H  P : http://www.osaka-art-museum.jp/special/kuniyoshi.htm


展示作品 : 没後150年 歌川国芳


期  間 : 2011年4月12日 〜 6月5日

        前期  4月12日 〜 5月8日

        後期  5月10日 〜 6月5日


料  金 : 1,300円 ・ 図録 2,500円



総展示作品数 : 前後期計 412点

  前期 220点 (内説明あり) 前期 75点

           後期 221点   重複展示 19点



セクション(構成) : 10区画

            ・ 武者絵−みなぎる力と躍動感  ・説話−物語とイメージ 

            ・ 役者絵−人気役者のさまざまな姿  ・美人画−江戸の粋と団扇絵の美 

            ・ 子ども絵−遊びと学び  ・ 風景画−近代的なアングル 

            ・ 摺物と動物画−精緻な彫と摺  ・戯画−溢れるウィットとユーモア 

            ・ 風俗・娯楽・情報  ・ 肉筆・板木・版本ほか


☆五つを満点とする


 評価  ☆☆☆☆☆



感想 :

今回は浮世絵、それも歌川国芳のみという特別展です。


前期・後期で作品は一新され、総計421点という展示作品数はすごいと思い、

♯08 、 ♯026 やそれ以前にも鑑賞した作品もありました。

国芳といえばやはり猫や魚物の気バラエティーに富んだ戯画でしょう、

大胆な構図ですが大味ではなく、精緻に作りこまれた作品には感嘆しました。

様々な分野での個性的な作品は色鮮やかで且つ今にも動き出しそうな臨場感と躍動感がありとても面白かったです。


後期はまだ間に合いますのでぜひ一度鑑賞してみてはいかがでしょうか?


武者絵より

坂田怪童丸


源頼光公館土蜘作妖怪図


説話より

龍宮玉取姫之図


摺物と動物画より

しんば連 魚かし連 市川三升へ送之


戯画より

「流行達磨遊び」 手が出る足が出る


「猫の当字」 ふぐ



没後150年 歌川国芳 公式HP : http://kuniyoshi.exhn.jp/


歌川国芳について詳しく知りたい方は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%8C%E5%B7%9D%E5%9B%BD%E8%8A%B3
をクリックして下さい。(ウィキペディア


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現在開催中追記

4月28日 〜 5月29日 アニメ化40周年 ルパン三世展 -This is the world of Lupin the 3rd-

美術館「えき」KYOTO :  http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html


次回の更新予定日は5月下旬頃となります。